StatsD メトリクスの収集
StatsD の実装には、アプリケーション ライブラリ、メトリクスを定義するために使用されるシンプルなプロトコル、ある時間窓のメトリクスを集計し、集計されたメトリクスをメトリクスのバックエンド システムに転送するデーモン/サーバの 3 つの基本的なパートがあります。多数の StatsD ライブラリおよび StatsD デーモンがあります。StatsD をアプリケーションに追加してメトリクスを Sumo に送信する場合は、メトリクス収集エージェントとして collectd を使用し、StatsD の入力を有効にすることをお勧めします。Sumo の collectd プラグインを使用すれば、メタデータをメトリクスに追加し、多次元のメトリクス 2.0 形式でメトリクスを Sumo に送信できます。
別の StatsD サーバを使用している場合、最も一般的に使用されている統合方法は、Sumo Collector エージェントを StatsD サーバまたはその近くにインストールして、Graphite 形式でメトリクスを Sumo にストリーミングする方法です。ストリーミング メトリクス Source の設定手順については、「ストリーミング メトリクス Source」を参照してください。
このページには、collectd エージェントと StatsD プラグインおよび Sumo の collectd 出力プラグインを使用した Sumo サービスへの StatsD メトリクスの送信に関する情報が記載されています。
- この機能を実装するには、「CollectD plugin README (CollectD プラグインの README)」のステップ 1 から 4 の手順に従って以下を行ってください。
- collectd エージェントをインストールします。
- Sumo の collectd 出力プラグインをダウンロードしてインストールします。
- collectd 出力プラグインによって送信されたメトリクスを受信するように Sumo の HTTP Source を設定します。
- Sumo の collectd 出力プラグインを使用するように collectd エージェントを設定します。
- 次の要素を /etc/collectd/ ディレクトリの collectd.conf ファイルに追加して、StatsD 入力プラグインを使用するように collectd エージェントを設定します。
<Plugin statsd>
Host "::"
Port "8125"
DeleteSets true
TimerPercentile 90.0
</Plugin>
他の StatsD 設定オプションについては、collectd ドキュメントの「Plugin StatsD (プラグイン StatsD)」セクションを参照してください。