Windows UNC 使用時のローカル ファイル Source に関するファイル ロックの問題
Sumo Logic Collector は、Windows 上のローカル ファイル Source から収集を試みるときに 2 種類のコード パスを使用します。
- 「Windows ロール可能」パス: このコード パスは、UNC パスではないローカル ファイルに対して Collector によって使用されます。
- 通常のコード パス: それ以外。このコード パスは効率性が高いですが、Windows ファイルによっては、ローリングがブロックされる場合があります。
従来より Windows ロール可能パスでは、マウントされたネットワーク ドライブを指す UNC ファイル パスから収集を行うときに問題が発生することがありました。このため、UNC パスの「Windows ロール可能」オプションは完全に無効になっていました。UNC パスを介してローカル ファイルを収集する場合は、ローカル ファイルシステムのロック セマンティクスが保持され、これが原因で循環が許可されなくなる可能性があります。
Collector では、収集用に使用するデフォルト パスを上書きするオプションを選択できます。次のフラグを設定すると、Collector は、UNC ファイル パス用の Windows ロール可能パスを使用するようになります。このフラグにより、リモート システム上のファイル ロックに関する問題に対処できます。
- 編集する /<sumo_home>/config/collector.properties を開きます。
- このファイルの末尾に次のパラメータを追加するか、既存のパラメータを更新します。
collector.localfile.inputType = nonblocking
- 新しい collector.properties ファイルを保存します。
- Collector サービスを再起動します。