MacOS への Collector のインストール
MacOS に Collector をインストールしたり、Collector をアンインストールしたりするには、このトピックの手順に従ってください。他の OS の情報については、「Installed Collector」を参照してください。
システム要件
- MacOS 10.X
- シングル コア、512 MB のメモリ
- 8 GB のディスク領域
ダウンロード
次のいずれかの方法で Collector をダウンロードします。
- Sumo Logic で [Manage Data (データの管理)] > [Collection (コレクション)] > [Collection (コレクション)] を選択します。[Add Collector (Collector を追加)]、[Installed Collector (Installed Collector)] の順にクリックし、Collector のリンクをクリックしてダウンロードを開始します。
- ブラウザを開いて、Sumo デプロイの静的 URL を入力します。不明な場合は「使用するエンドポイントの決め方」を参照してください。ダウンロードが直ちに開始されます。デプロイ ポッドの URL のリストについては、「静的 URL からの Collector のダウンロード」を参照してください。
インストール
次のいずれかの方法で Collector をインストールします。
- UI インストーラ - この方法では、一部の詳細設定がサポートされません。
- コマンド ライン インストーラ
Collector のインストール後に、Web アプリケーションを使用するか、または JSON ファイルで Source 設定を指定することで Source を設定できます。UTF-8 でエンコードされた JSON ファイルを使用する場合は、Collector を起動する前にファイルを指定する必要があります。
必要に応じて、バイナリ パッケージを使用して MacOS に Collector をインストールすることもできます。詳細については、この「Collector の FAQ」を参照してください。
UI インストーラを使用したインストール
サーバ上で root または管理者権限を使用してインストーラを実行します。root または管理者としてログインしていない場合は、UI インストーラを実行する前に再認証が求められる場合があります。
- ダウンロードしたインストーラ ファイルを開きます。
- root または管理者のユーザ名とパスワードの入力を促されたら、入力します。
- ウィザードを開いて [Welcome (ようこそ)] ページを表示します。[Next (次へ)] をクリックします。
- 使用許諾契約書に同意して、[Next (次へ)] をクリックします。
- Collector の場所を参照して選択するか、デフォルトのままにして、[Next (次へ)] をクリックし、マシンに Collector ファイルをインストールします。
- インストーラがデフォルト設定のサマリを表示します。デフォルト設定を変更したい場合は、[Advanced UI Installer Settings (UI インストーラの詳細設定)] をクリックして指示に従ってください。[Next (次へ)] をクリックします。
- 認証方式を選択します。
- セットアップ ウィザード トークン: セットアップ ウィザードで UI インストーラ用のトークンを入手してある場合は、[Next (次へ)] をクリックし、トークンを入力してから [Next (次へ)] をクリックします。セットアップ ウィザード トークンは、1 回限りのトークンであるため、生成後 1 時間は有効ですが、その後は期限切れになります。このトークンでユーザを認証します。1 つの Collector のみに使用できます。API では使用できず、無効化はできません。
- アクセス キー: Sumo Logic のアクセス ID とキーを持っている場合は、[Next (次へ)] をクリックし、アクセス ID とキーを入力してから [Next (次へ)] をクリックします。
- [Finish (完了)] をクリックしてセットアップを終了します。
- Sumo Logic で [Manage Data (データの管理)] > [Collection (コレクション)] > [Collection (コレクション)] を選択して、Collector が表示されることを確認します。この手順の確認ステップで [Collector Name (Collector 名)] として表示された名前を探します (名前は [Advanced Settings (詳細設定)] で変更できます)。すでに同じ名前の Collector が存在する場合は、新しい Collector 名に接尾辞が付加されて一意の名前になります。Collector が見つからない場合は、[Error Codes (エラー コード)] リストを確認してトラブルシューティングを行ってください。
コマンド ライン インストーラを使用したインストール
クワイエット モードでは、UI インストーラと同じインストール手順を実行しますが、バックグラウンドで実行され、実行中にユーザの介入は必要ありません。複数の Collector を自動でインストールするためのスクリプトを作成する場合に便利です。
コマンド ラインでインストール パラメータを指定するか、または、変数ファイル (varfile) を作成しておいてコマンド ラインから呼び出します。パラメータの説明については「コマンド ライン インストーラのパラメータ」を参照してください。
- ダウンロードしたインストーラ ファイルを開いてマウントします。
open /Volumes/SumoCollector/Sumo\ Logic\ Collector\ Installer.app
- ターミナル プロンプトで、Java クラスのディレクトリをマウント ロケーション内のディレクトリに変更します。
cd /Volumes/SumoCollector/Sumo\ Logic\ Collector\ Installer.app/Contents/MacOS/
- 設定するパラメータを指定して JavaApplicationStub バイナリを実行します。パラメータの説明については「コマンド ライン インストーラのパラメータ」を参照してください。
例
アクセス ID とアクセス キーを使用する場合:
sudo ./JavaApplicationStub -q -Vsumo.accessid=<accessId> -Vsumo.accesskey=<accessKey>
アクセス ID とアクセス キーをプロキシ設定と共に使用する場合:
sudo ./JavaApplicationStub -q -Vsumo.accessid=<accessId> -Vsumo.accesskey=<accessKey> -Vproxy.host=<proxyHost> -Vproxy.port=<proxyPort>
アンインストール
Collector をアンインストールすると、そのマシンからは Sumo Logic にデータが送信されなくなります。Collector をアンインストールしても、Sumo Logic アカウントが取り消されたり、Sumo Logic からデータが削除されたりすることはありません。
Sumo Logic の Installed Collector をアンインストールするための手順は次のとおりです。
- 以下のいずれかの方法でホスト マシンから Collector をアンインストールします。
インストーラを使用したアンインストール
- システムの Applications フォルダで「Sumo Logic Collector」というフォルダを探します。
- 「Sumo Logic Collector Uninstaller」というファイルをダブルクリックします。
- 言語の選択を促されたら、言語を選択して [OK] をクリックします。
- システムのユーザ名とパスワードを入力します。
- Sumo Logic Collector アンインストール ウィザードが表示されたら、[Next (次へ)] をクリックして Collector を削除します。
- 成功メッセージが表示されたら、[Finish (完了)] をクリックします。
コマンド ラインからのアンインストール
- ターミナル プロンプトで、Collector のインストール ディレクトリに移動します。
例:
cd /Applications/Sumo\ Logic\ Collector
- JavaApplicationStub バイナリを -q オプションで実行します。-q オプションは、以降の指示を表示せずにコマンドを実行します。
例:
sudo Sumo\ Logic\ Collector\ Uninstaller.app/Contents/MacOS/JavaApplicationStub -q
Web アプリケーションからの Collector の削除
- Sumo Logic で [Manage Data (データの管理)] > [Collection (コレクション)] > [Collection (コレクション)] を選択します。
- 削除する Collector を探して、[Delete (削除)] をクリックします。
- 確認ダイアログが表示されたら [OK] をクリックします。
成功メッセージが表示され、Collector がリストから削除されます。
トラブルシューティング
Sumo Logic Collector を OS X Mountain Lion 以降が動作する Mac にインストールしようとすると、「App can't be opened because it is from an unidentified developer (不明な開発者のアプリケーションであるため開くことができません)」というエラーメッセージが表示される場合があります。このメッセージは、Mac App ストアで検証済みではない開発者によるアプリケーションのインストールを防止するために表示されます。
このメッセージが表示されても、Sumo Logic Collector をインストールできないわけではありません。Sumo Logic Collector アプリケーションは正当であり、ダウンロードしても安全です。単にステップが 1 つ増えるだけです。
Sumo Logic Collector をインストールするには、次の手順を実行します。
- Sumo Logic アプリケーションのアイコンを Control + クリック (または右クリック) してから [Open (開く)] を選択します。
- 次のダイアログで [Open (開く)] をクリックします。これで Collector をインストールできます。