エフェメラルとしての Collector の設定
インストール時に Collector をエフェメラルに設定した場合、オフライン状態が 12 時間続くと Collector は自動的に削除されます。この機能は特定の API を使用する場合に便利です。たとえば、Amazon マシン イメージ (AMI) は、常に新しい Collector として作成されますが、短時間しか機能しません。オフライン状態が続くと、AMI で作成された Collector は自動的に削除されます。
(クワイエット モードでのインストール時) エフェメラル フラグをコマンド ライン引数で指定するには、次の手順を実行します。
- インストーラをコマンド ラインから実行する際に、次の引数を指定します。
-Vephemeral=true
- Collector をインストールします。
- 生成された
user.properties
ファイル (config
ディレクトリにあります) にephemeral=true
というプロパティが書き込まれていることを確認します。
(バイナリ パッケージの使用時) エフェメラル フラグを user.properties ファイルまたは sumo.conf ファイルで指定するには、次の手順を実行します。
- 設定ファイルを作成します。
- (Collector バージョン 19.137 以降の場合)
user.properties
ファイルを (Collector のインストール ディレクトリの下にあるconfig
ディレクトリで) 作成して編集します。 - (バージョン 19.127 以前の Collector の場合)
sumo.conf
ファイルを (Mac または Linux では/etc/sumo.conf
ディレクトリ、Windows ではC:\sumo
ディレクトリで) 作成して編集します。
- ファイルに
ephemeral=true
という行を入力後、保存して閉じます。 - Collector を起動します。
エフェメラル Collector から収集したログの処理
組織で指定されている保持期間が過ぎない限り、削除されたエフェメラル Collector からのデータを含め、ログが Sumo Logic から削除されることはないため、削除された Collector のログに対しては引き続き検索を行うことができます。また、削除された Collector と Source のメタデータに対する検索も可能です。