複数の環境へのアプリケーションのインストール
データを生成する複数の環境を Sumo Logic アプリケーションを使用してモニタリングする必要がある場合 (たとえば、運用、開発、テスト用などの環境)、それぞれの環境で次の手順を実行する必要があります。
- 各環境で、Sumo Logic Collector と Source をセットアップします。インストール時に環境名をアプリケーションで明確に指定するために、Source ホストと Source Category に正しい名前が付けられていることを確認してください。
- その環境で特定の Sumo Logic アプリケーションに必要なすべての前提条件の手順を実行します。各 Sumo Logic アプリケーションには固有の要件があるため、必ずそのアプリケーションの特定の手順に従ってください。
- 各環境に Sumo Logic アプリケーションのインスタンスをインストールし、その環境からのデータを受け入れるように設定し、デプロイされた環境を反映するようにアプリケーションの名前を変更します。
データは、各環境 (生産、開発、テストなど) から対応するインストール済みの Sumo Logic アプリケーションに送られます。環境データとその Source は、ユーザまたは管理者によって設定されたホスト名と Source Category によって識別されます。
インストールの例
この例では、会社に 3 つの環境 qa、prod、および perf があります。Sumo Logic Collector と Source を設定して各環境を正しく識別し、Sumo Logic アプリケーションに必要な前提条件の手順をすべて実行してから、最後に各環境にアプリケーションのインスタンスをインストールします。
Sumo Logic Collector と Source のセットアップ
アプリケーションをインストールする前に、Source ホストのメタデータがデプロイ先を示すように、各環境で Collector を定義します。たとえば、次のような名前を付けます。
- abc13-qa-cluster01
- acb10-prof-cluster03
- abc01-prod-cluster12
会社での Sumo Logic の設計方法によっては、Source Category でこれらの名前も指定するように設定できます。
Sumo Logic アプリケーションに必要な前提条件をすべて実行します。
各 Sumo Logic アプリケーションには固有の要件があるため、必ずそのアプリケーションの特定の手順に従ってください。詳細については、「Sumo Logic アプリケーション」を参照してください。
環境ごとに Sumo Logic アプリケーションのインスタンスをインストール
- 最初の環境 qa 用の Sumo Logic アプリケーションのインスタンスをインストールします。
- Source ホストを使用して環境を識別した場合は、[Install Application (アプリケーションのインストール)] ダイアログで、_sourceHost=qa を使用したカスタム データ フィルタを使用してアプリケーションを設定できます。
- Source Category を使用して環境を正確に指定する場合は、アプリケーションのインストール時に、Source Category _sourceCategory=qa-abc を使用して設定できます。
- アプリケーションのタイトルの名前を変更して、設定先の環境を指定します (Windows-QA など)。
- 次に、prod 環境用の Sumo Logic アプリケーションのインスタンスをインストールします。
- [Install Application (アプリケーションのインストール)] ダイアログで、Source Host 内の環境の名前 (_sourceHost=prod など) を指定します。
- アプリケーションのタイトルの名前を変更して、設定先の環境を指定します (Windows-Prod など)。
- 最後に、perf 環境に Sumo Logic アプリケーションのインスタンスをインストールします。
- [Install Application (アプリケーションのインストール)] ダイアログで、Source ホスト内の環境の名前 (_sourceHost=perf など) を指定します。
- アプリケーションのタイトルの名前を変更して、設定先の環境を指定します (Windows-Perf など)。