Aurora PostgreSQL ULM アプリケーションのインストールとダッシュボードの表示
このページでは、Sumo App for Aurora PostgreSQL ULM をインストールする手順と、各アプリケーション ダッシュボードについて説明します。リンクをクリックして、各セクションに移動してください。
- アプリケーションのインストール
- ダッシュボード フィルタ
- [CloudTrail Event - Overview (CloudTrail イベント - 概要)] ダッシュボード
- [CloudTrail Event - Details (CloudTrail イベント - 詳細)] ダッシュボード
- [Metric - Overview (メトリクス - 概要)] ダッシュボード
- [Metric - Generic (メトリクス - 一般)] ダッシュボード
- [Metric - Latency, Throughput, and IOPS Monitoring (メトリクス - レイテンシ、スループット、および IOPS モニタリング)] ダッシュボード
- [Metric - Resource Utilization Monitoring (メトリクス - リソース使用量モニタリング)] ダッシュボード
アプリケーションのインストール
Amazon Aurora PostgreSQL のログとメトリクスの収集をセットアップしましたので、Aurora PostgreSQL ULM 用の Sumo Logic アプリケーションをインストールして、設定済みの検索とダッシュボードを使ってみましょう。
アプリケーションをインストールするには、次の手順を実行します。
ダッシュボード フィルタ
各ダッシュボードにはフィルタがいくつか定義されており、次の例のようにダッシュボード全体に適用できます。一番上にあるダッシュボードのメニュー バーで漏斗のアイコンをクリックして、ダッシュボード全体で検索結果を絞り込むためのフィルタのリスト (スクロールします) を表示します。
各パネルにはフィルタがいくつか定義されており、次の例のようにパネルの結果にのみ適用できます。一番上にあるパネルのメニュー バーで漏斗のアイコンをクリックして、パネル特有のフィルタのリストを表示します。
[CloudTrail Event - Overview (CloudTrail イベント - 概要)] ダッシュボード
[Aurora PostgreSQL ULM CloudTrail Event - Overview (Aurora PostgreSQL ULM CloudTrail イベント - 概要)] ダッシュボードでは、地理的位置、傾向、成功および失敗イベント、ユーザ アクティビティ、エラー コードなど、イベント ログの詳細を表示できます。
このダッシュボードを使用すると次の情報を一目で確認することができます。
- 成功および失敗したアクティビティのロケーションでコンプライアンス準拠を確認できます。
- イベント傾向で通常パターンからの逸脱を確認できます。
- ユーザと使用された認証方式を確認できます。
- 失敗したアクティビティを確認して修復アクションを実行できます。
[CloudTrail Event - Details (CloudTrail イベント - 詳細)] ダッシュボード
[Aurora PostgreSQL ULM CloudTrail Event - Details (Aurora PostgreSQL ULM CloudTrail イベント - 詳細)] ダッシュボードでは、データベース クラスタやデータベースインスタンスの作成、修正、削除など、イベントの詳細を表示できます。このダッシュボードでは以下の操作を行うことができます。
このダッシュボードでは以下の操作を行うことができます。
- Aurora PostgreSQL のクラスタとインスタンスをトラッキングできます。このダッシュボードは、クラスタやインスタンスに関連するさまざまなアクティビティ (インスタンスの作成、修正、削除、再起動など) の詳細を表示します。クラスタやインスタンスを不適切に設定すると、パフォーマンスが低下します。
- Aurora PostgreSQL 特有のイベントの詳細によって問題の特定を支援し、特定の問題を解決するためのインサイトを提供します。
[Metric - Overview (メトリクス - 概要)] ダッシュボード
[Aurora PostgreSQL ULM Metric - Overview (Aurora PostgreSQL ULM メトリクス - 概要)] ダッシュボードでは、Aurora PostgreSQL データベース CPU の使用量、接続、IOPS、レプリカ ラグ、およびメモリ使用量の概要分析を表示できます。
このダッシュボードでは以下の操作を行うことができます。
- 接続数をモニタリングします。
- CPU 使用量をモニタリングします。
- ボリューム読み書き IOPS をモニタリングして、データベースとディスクとのインタラクションが最適であることを保証します。
- レプリカ ラグと利用可能な空きメモリをモニタリングして、読み出し負荷が高い状態でもパフォーマンスを維持できることを保証します。
[Metric - Generic (メトリクス - 一般)] ダッシュボード
[Aurora PostgreSQL ULM Metric - Generic (Aurora PostgreSQL ULM メトリクス - 一般)] ダッシュボードでは、レプリカ ラグ、ネットワーク スループット、バッファ キャッシュ ヒット率、デッドロック、および空きストレージ キャパシティの概要分析を表示できます。
このダッシュボードでは以下の操作を行うことができます。
- レプリカ ラグをモニタリングします。Aurora では、非常に低いレプリカ ラグで読み出しレプリカをサポートすることで、読み出しアクティビティ負荷の高いアプリケーションにも対応します。
- ネットワーク トラフィックの負荷と使用量をモニタリングします。RDS はネットワーク スループットのモニタリングをサポートします。
- キャッシュ ヒット率をモニタリングして、クエリ パフォーマンスの観点から空きメモリを特定します。
- デッドロック (存在する場合) と空きローカル ストレージを識別します。
[Metric - Latency, Throughput, and IOPS Monitoring (メトリクス - レイテンシ、スループット、および IOPS モニタリング)] ダッシュボード
[Aurora PostgreSQL ULM Metric - Latency, Throughput, and IOPS Monitoring (Aurora PostgreSQL ULM メトリクス - レイテンシ、スループット、および IOPS モニタリング)] ダッシュボードでは、データベース レイテンシ、スループット、IOPS、およびディスク キューの深さの詳細を表示できます。データベース クエリのパフォーマンスのモニタリングは重要です。レイテンシとスループットは、主要なパフォーマンス メトリクスです。
このダッシュボードでは以下の操作を行うことができます。
- 読み書きレイテンシとスループットをモニタリングします。
- 読み書き IOPS をモニタリングして、データベースとディスクとのインタラクションが最適であることを保証します。
- [Disk Queue Depth (ディスク キューの深さ)] パネルでディスク アクセスのデータベース待ち時間をモニタリングします。
[Metric - Resource Utilization Monitoring (メトリクス - リソース使用量モニタリング)] ダッシュボード
[Aurora PostgreSQL ULM Metric - Resource Utilization Monitoring (Aurora PostgreSQL ULM メトリクス - リソース使用量モニタリング)] ダッシュボードでは、ボリューム使用量、スワップ使用量、トランザクション ログ ディスク使用量、アップタイム、トランザクション ID、レプリカ ラグなど、リソース使用量の分析を表示できます。
このダッシュボードでは以下の操作を行うことができます。
- データベース インスタンスのトランザクション ログとスワップ使用量のディスク使用量をモニタリングします。
- 使用されている最大トランザクション ID をモニタリングして、トランザクション ID のラップアラウンドを回避するためにデータベースが読み出し専用モードになるのを防止します。
- プライマリ RDS PostgreSQL インスタンスから他のクラスタ ノードにアップデートを複製する際のレプリカ ラグをモニタリングします。
- エンジンのアップタイムをモニタリングします。