Atlassian アプリケーションのインストールとダッシュボードの表示
このページでは、Atlassian アプリケーションのインストール手順と、事前設定済みのアプリケーション ダッシュボードの説明および例を示します。
Atlassian アプリケーションのインストール
Atlassian アプリケーションをスタンドアロン アプリケーションとしてインストールするには、このセクションの手順に従います。
Atlassian アプリケーションをインストールするには、次の手順を実行します。
App Catalog (App カタログ) から必要なアプリケーションを見つけて、インストールします。インストール前にアプリケーションに含まれているダッシュボードのプレビューを見たい場合は、[Preview Dashboards (ダッシュボードのプレビュー)] をクリックします。
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[App Catalog (App カタログ)] でアプリケーションを探して選択します。
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アプリケーションをインストールするには、[Add to Library (ライブラリに追加)] をクリックして、以下のフィールドに情報を入力します。
- App Name (アプリケーション名)。アプリケーションに既存の名前をそのまま使用することも、任意の名前を入力することもできます。
- Data Source (データ ソース)。データ ソースに対して、次のオプションを選択します。
– [Source Category for Jira Cloud Log Source (Jira Cloud ログ Source の Source Category)] を選択し、リストから Source Category を選択します。
– [Source Category for Bitbucket Log Source (Bitbucket ログ Source の Source Category)] を選択し、リストから Source Category を選択します。
– [Source Category for Opsgenie Log Source (Opsgenie ログ Source の Source Category)] を選択し、リストから Source Category を選択します。
- Advanced (詳細)。ライブラリ内の場所 (デフォルトはライブラリ内の [Personal (個人用)] フォルダ) を選択するか、[New Folder (新規フォルダ)] を選択して新しいフォルダを追加します。
- [Add to Library (ライブラリに追加)] をクリックします。
アプリケーションをインストールすると、[Personal (個人用)] フォルダ (または他の指定フォルダ) に表示されます。そのフォルダから、アプリケーションを組織で共有できます。
パネルへのデータ入力が自動的に開始されます。なお、各パネルには、パネルが作成されてから受信された時間範囲クエリに一致するデータが徐々に入力されることに注意してください。結果はすぐには表示されませんが、少し時間がたつと完全なグラフとマップが表示されます。
テンプレート変数でのフィルタリング
テンプレート変数は、データの通用範囲を途中で変更するための動的ダッシュボードを提供します。変数を適用してダッシュボードでトラブルシューティングを行うと、データへの動的な変更を表示することで、根本原因をすばやく特定できます。詳細については、「Filter with template variables (テンプレート変数でのフィルタリング)」ヘルプ ページを参照してください。
[Atlassian - Software Delivery Performance (Atlassian - ソフトウェア配信パフォーマンス)] ダッシュボード
[Atlassian - Software Delivery Performance (Atlassian - ソフトウェア配信パフォーマンス)] ダッシュボードは、DevOps Research and Assessment (DORA) の研究に基づいて、ソフトウェア開発および配信の効率測定に使用される 4 つの主要なメトリクスのインサイトを提供します。パネルには、変更のリード タイム、サービス復旧時間、デプロイ頻度、および変更失敗率に関するアナリティクスが表示されます。
このダッシュボードでは以下の操作を行うことができます。
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アプリケーション開発の速度や信頼性の観点から、開発および配信プロセスの効率を理解する。
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このダッシュボードには、次の 4 つの主要なソフトウェア配信メトリクスが表示されます。
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リード タイム。コードのコミットから運用環境へのデプロイの完了までに要する時間を定量化します。これは、運用環境への Bitbucket コミット イベントによって識別されます。
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デプロイ頻度。コードが運用環境にデプロイされる頻度を測定します。これは、運用環境への Bitbucket デプロイ イベントによって識別されます。
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サービス復旧時間。サービス インシデントが発生してから解決されるまでに経過した時間の平均を測定します。これは、1 度オープンした Opsgenie P1 インシデントをクローズするのに要した時間で計算されます。
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変更失敗率。運用環境へのデプロイのうち、後で修復が必要になったものの割合をパーセンテージで示します (リリースのロールバックやホットフィックスのデプロイなど)。これは、P1 Opsgenie インシデントの数と運用環境へのデプロイの成功数の比率をパーセンテージで表したものです。
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[Atlassian - Overview (Atlassian - 概要)] ダッシュボード
[Atlassian - Overview (Atlassian - 概要)] ダッシュボードは、問題、アラート、およびビルド パフォーマンスの概要を提供します。各パネルには、Atlassian ソリューションのアプリケーション スイート全体から得られたアナリティクスが表示されます。このため、DevOps 環境の監視とトラブルシューティングを 1 か所で行うことができます。
このダッシュボードでは以下の操作を行うことができます。
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CI/CD ツールのステータスと健全性を監視する。
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細心の注意が必要なアラートとビルドをすばやく識別する。
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ソフトウェア サービスの傾向と外れ値を識別する。
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プル リクエスト、コミット、および問題解決プロセスの改善領域をすばやく識別する。