Cloud Flex Credits
Sumo Logic は、あらゆる規模の組織に対応するために、Cloud Flex Credits パッケージ内で柔軟なアカウント タイプを提供しています。クレジットとは、契約期間中に取り込まれたデータ (GB)、ストレージ、メトリクスなど、使用率をトラッキングする単位です。クレジットは目的と必要に応じて使用できます。これにより、不要に浪費することなくアカウントを管理できます。
このページでは、選択できる Cloud Flex Credits アカウント タイプについての情報を提供し、アカウントを直感的にモニタリングおよび管理する方法について説明します。
Cloud Flex Credits - アカウント タイプ
Cloud Flex Credits アカウントには、Free、Trial、Essentials、Enterprise Operations、Enterprise Security、Enterprise Suite があります。
- Free アカウントでは、中核的な Sumo Logic 機能にアクセスでき、1 日あたり 500 MB のデータ ボリューム制限をサポートするクレジットが割り当てられています。Free アカウントは 3 人までのユーザが使用でき、4 GB のデータが保持されます。Free アカウントをお持ちの方は、Sumo Logic Continuous Intelligence Platform 内から Sumo Logic 有料サービス契約にアップグレードできます。Free アカウントの機能については、Cloud Flex アカウントの詳細を参照してください。
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Trial アカウントでは、Sumo Logic のすべての高度な機能を購入前に試用して、自分の組織で Sumo Logic をどのように活用できるかを知ることができます。1 日あたり 1 GB のデータ ボリューム制限をサポートするクレジットが割り当てられており、20 人までのユーザが使用でき、データ保持期間は 30 日です。Trial アカウントの機能については、Cloud Flex アカウントの詳細を参照してください。
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Essentials アカウントは、高まるニーズに合わせてサブスクリプション ベースでユーザ ライセンス、データ保持期間、ボリュームのオプションを変更できます。Essentials アカウントは、Enterprise Operations、Enterprise Security、Enterprise Suite のいずれかにいつでもアップグレードできます。
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Enterprise Operations アカウントは、あらゆる取り込みボリュームでベスト プラクティスのオペレーション モニタリングを提供するために最適化されています。
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Enterprise Security アカウントには、高度なセキュリティ機能が含まれています。Enterprise Security は、セキュリティ オペレーションセンター (SOC) に適しています。SOC チームは、最新の PCI コンプライアンス アプリケーション フレームワークと脅威検知機能を利用できます。
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Enterprise Suite アカウントは、最も高度なデータ分析情報の課題に対応するために最適化されています。Enterprise Suite アカウントには、Sumo Logic の階層化アナリティクスをはじめ、業界最先端の Sumo Logic 機能がすべて含まれています。
次の表に、Sumo Logic Cloud Flex Credits パッケージ アカウント別の主要機能の概要リストを示します。Free および Trial アカウントの詳細については、Cloud Flex アカウントの詳細を参照してください。
機能 | Free | Trial | Essentials Prof. | Enterprise Ops | Enterprise Sec | Enterprise Suite |
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Audit Index | ![]() |
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監査イベント インデックス | ![]() |
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CrowdStrike Threat Intel | ![]() |
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Collector 管理 API | ![]() |
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Data Forwarding | ![]() |
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Data Volume Index | ![]() |
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フィールド抽出 | ![]() |
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Ingest Budget | ![]() |
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ログ データ ストレージ (Cloud Flex アカウント) | 4GB | 30GB | ![]() |
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ログ データ継続ボリューム |
500MB /日 |
1GB /日 * |
10GB /日 |
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ログ データ高頻度ボリューム | ![]() |
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LogReduce | ![]() |
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メトリクス | ![]() |
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メトリクス データ保持期間 |
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メトリクス ボリューム | ![]() |
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Partitions (パーティション) | ![]() |
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PCI セキュリティ フレームワーク | ![]() |
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リアルタイム アラート | ![]() |
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SAML | ![]() |
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Scheduled View | ![]() |
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検索ジョブ API | ![]() |
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サポート | ![]() |
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Sumo Logic アプリケーション | ![]() |
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ユーザとロールの API | ![]() |
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* アカウントを組織のニーズに合わせてカスタマイズするには、Sumo Logic Sales にお問い合わせください。
アカウント ページ
Cloud Flex Credits の [Account (アカウント)] ページには、Sumo Logic の組織、アカウント タイプ、契約および請求期間、使用したクレジット数についての情報、ライブ ダッシュボード、リアル タイム アラートが表示されます。アカウント所有者は、このページからアカウント所有者ロールを再割り当てすることができます。
アナリティクス層は Enterprise Suite パッケージ アカウントの一部として利用でき、データの価値に合わせてアナリティクスを調整することで経済的柔軟性を提供します。継続層や高頻度層を使用することにより、ユース ケースやアナリティクスのニーズごとにデータをセグメント化できるため、アナリティクスへの投資を最小限に抑えることができます。
[Account Overview (アカウントの概要)] ページの上のパネルで、アカウント情報を一目で確認できます。
- Organization (組織)。Sumo Logic の組織と、16 進数による組織 ID 番号が表示されます。これにより、Sumo はご利用中のアカウントを特定できます。
- Plan Type (プラン タイプ)。Sumo Logic サブスクリプションのアカウント タイプ (Essentials、Enterprise Suite など) が表示されます。
- Contract Period (契約期間)。契約期間の開始日と終了日が表示されます。
- Current Billing Period (現在の請求期間)。現在の請求期間の開始日と終了日が表示されます。
- Sumo Credits (Sumo クレジット)。契約の Sumo クレジット数と契約期間中に現在まで使用したクレジットの合計数が表示されます。
- Live Dashboard Panels and Real Time Alerts (ライブ ダッシュボード パネルとリアル タイム アラート)。利用できる数と使用中の数を比較します。たとえば、out of 200, 174 have been used. (198/200 が使用中です) など。
[Account (アカウント)] ページを表示するには、次の手順を実行します。
- Sumo Logic Cloud Flex Credits アカウントにログインします。
- 左側のナビゲーション バーで [Administration (管理)] > [Account (アカウント)] を選択します。[Account Overview (アカウントの概要)] タブがデフォルトで表示されます。
次の視覚的なインジケータが適用されます。
- 赤色のテキストはアカウントの制限を超えていることを示します。
組織名を変更するには、次の手順を実行します。
- UI の左側のナビゲーション バーで [Administration (管理)] > [Account (アカウント)] を選択します。
- [Manage Organization (組織の管理)] で [Change Organization Name (組織名の変更)] をクリックします。
- 入力指示ダイアログのテキスト フィールドに新しい組織名を入力します。
- [Change Organization Name (組織名の変更)] をクリックします。
アカウント所有者を変更するには、次の手順を実行します。
- UI の左側のナビゲーション バーで [Administration (管理)] > [Account (アカウント)] を選択します。
- [Manage Organization (組織の管理)] で [Change Account Owner (アカウント所有者の変更)] をクリックします。
- 入力指示ダイアログのテキスト フィールドに新しいアカウント所有者を入力します。
- [Change Account Owner (アカウント所有者の変更)] をクリックします。
組織を削除するには、次の手順を実行します。
- UI の左側のナビゲーション バーで [Administration (管理)] > [Account (アカウント)] を選択します。
- [Manage Organization (組織の管理)] で [Delete Org (組織を削除)] をクックします。
- 入力指示ダイアログのテキスト フィールドに「DELETE」と入力してアクションを確認します。
- [Delete (削除)] をクリックします。
アカウント使用量のモニタリング
[Account Overview (アカウントの概要)] ページ下部の [Usage (Sumo Credits) (使用量 (Sumo クレジット))] パネルには一目で確認できるアナリティクスが表示され、契約容量と比較してアカウント使用量を直感的にモニタリングできます。[Usage (使用量)] パネルでは、次を行うことができます。
- 現在までの使用量を確認する。
- 現在までの使用量に基づく予測使用量を確認する。
- アナリティクス層のデータ使用量の比較を表示する。
- 総ストレージ量またはメトリクスの合計数のデータの比較を表示する。
- 選択した時間間隔にドリルダウンして、より詳細な使用量データ ビューを表示する。
ビューと時間範囲の変更
[Sumo Logic Account (Sumo Logic アカウント)] ページで、選択した時間間隔のデータ使用量 (総ストレージ量とメトリクス使用量を含む) を簡単にモニタリングできます。
ビューと時間間隔表示を切り替えるには、次の手順を実行します。
- Sumo Logic にログインし、左側のナビゲーション ペインで [Administration (管理)] > [Account (アカウント)] を選択します。
[Account (アカウント)] ページが開き、[Account Overview (アカウントの概要)] タブがデフォルトで表示されます。上のパネルにはアカウントの詳細が表示され、下のパネルにはデフォルトですべてのデータ タイプの使用量の詳細が表示されます。使用されたクレジットの合計数と用途の内訳が右側のドーナツ グラフに表示されます。
- 特定のアナリティクス タイプのデータのみを表示するには、[Usage Details (使用量の詳細)] パネルの一番下まで移動し、オフに切り替えるアナリティクス タイプの横にある色付きチェックボックスをクリックします。
色付きアイコンが空白になり、アナリティクス データ (色) は表示されなくなります。右側のドーナツ グラフには、それ以外のデータ タイプのクレジット アナリティクスのみが表示されます。次の例では、Continuous Analytics (継続アナリティクス) をオフに切り替えました。
- アナリティクス データ タイプをオンに切り替えるには、データ タイプ名の横にある空白のアイコンをクリックします。
アナリティクス データ タイプ (色) がグラフに再表示され、右側のドーナツ グラフにそのデータ タイプのクレジット使用量が再び含まれます。
- 異なる請求期間のデータを表示するには、右上隅に移動し、請求期間をクリックしてドロップダウン リストから新しい請求期間を選択します。それに応じてデータ表示が変更されます。
- データの集計を変更するには、[Group by (グループ化条件)] 矢印をクリックしてドロップダウン リストから [day (日)]、[week (週)]、または [month (月)] を選択します。[Group by (グループ化条件)] のデフォルトは [day (日)] です。
使用量データのドリルダウン
カーソルをスワイプして表示をスクロールできる追加機能で、簡単に使用量グラフをドリルダウンし、より詳細なデータ ビューを表示できます。
使用量データをドリルダウンするには、次の手順を実行します。
- [Usage Details (使用量の詳細)] パネルで、より詳しく分析したいグラフ間隔の上をカーソルでドラッグします。
それに応じて表示が変更されます。
- データをスクロールするには、[Zoom (ズーム)] (拡大鏡) アイコンをクリックして [Pan (パン)] 機能をオンに切り替え、背景を選択してカーソルを左右にドラッグします。必要に応じて、グラフの領域の上にカーソルを置くと、詳細のポップアップを表示されます。
- さらにドリルダウンするには、ステップ 1 と 2 を繰り返します。
- 元のデータ表示に戻るには、[Reset (リセット)] アイコンをクリックします。