Collector ログ
Installed Collector がログ イベントを保存するのは、インストール ディレクトリの「/logs」ディレクトリの下です。これらのログは Collector で問題が発生した場合のトラブルシューティングに役立ちます。
QuotaEnforcer
Collector は "QuotaEnforcer" 機能を使用して、アカウントの契約条件および Collector で送信されるデータの全体量に基づいてアカウントを調整する必要があるかどうかを判断します。これらのログ メッセージは定期的 (10 秒ごと) に Collector ログに書き込まれ、一定期間に Collector がサービスへ送信できる現在のデータ量 (割り当て) を表示します。以下は、QuotaEnforcer ログ メッセージの例です。
018-01-29 09:57:49,637 -0500 [QuotaEnforcer] INFO com.sumologic.scala.collector.quota.BlockingQuotaEnforcer - BlockingQuotaEnforcer(Inputs) - Requested: 3 MB (368 KB/s). Remaining capacity: 81 MB (until Mon Jan 29 09:56:49 EST 2018)
これらのメッセージには、以下の 2 つの重要な情報が含まれています。
Requested (リクエスト済み): 前回の割り当てメッセージ以降に Collector がサービスへ送信したデータ量です。
Requested: 3 MB (368 KB/s).
Remaining capacity (残りの容量): 現在の取り込みレートに基づいた、Collector がサービスへ送信可能な現在のデータ量です。この値の時間は、次回 Collector がリクエストできる残りの割り当てです。
Remaining capacity: 81 MB (until Mon Jan 29 09:56:49 EST 2018)
残りの容量が "0.0 MB" に近くなり、このメッセージの日付に表示されている時刻がメッセージの作成時刻よりも後の場合のみ、このアカウントで調整が発生することを考慮する必要があります。
Collector バージョン
Collector のバージョンを確認するには:
- Collector の [install_directory]/logs ディレクトリに移動します。/opt/SumoCollector/logs、/usr/local/SumoCollector/logs、C:\Program Files\Sumo Logic Collector\logs など。
(32 ビット Windows システムではプログラム ファイルが C:\Program Files (x86)\Sumo Logic Collector\logs に保存されます)。 - collector.out.log ファイルを表示します。
- バージョン番号を表示した Sumo Logic バナーがあります。
ログ循環の設定
Collector は、log4j2 フレームワークを使用します。Collector の "/config" ディレクトリの log4j2.xml ファイルを編集して、collector.log のログ 循環動作を調整できます。
collector.log のローリング ファイル追加セクションのデフォルト設定は以下のとおりです。
<Policies>
<SizeBasedTriggeringPolicy size="5 MB"/>
</Policies>
<DefaultRolloverStrategy max="10"/>
このデフォルト設定では、collector.log ファイルの循環は 10 回許可され、collector.log、collector.log.1、collector.log.2 から collector.log.9 まで作成されます。ファイル サイズが 5 MB になるとログは循環されます。
循環が 10 回発生すると、使用領域の合計が 50 MB になり、一番古いログ ファイル データがドロップされます。