quantize
quantize operator は、集計時の量子化について制御します。
quantize
operator は、Sumo の量子化の動作を制御するために使用できます。この詳細については、「メトリクスの量子化」を参照してください。次の指定が可能です。
- メトリクスを集計する時間バケットの範囲。量子化の間隔を指定しない場合は、Sumo によって時間バケットに対する最適なサイズが決定されます。詳細は、「クエリ時の自動の量子化」を参照してください。
- ある時間バケットで、個々のデータ点を集計するために使用するロールアップ タイプ。
avg, min, max, sum,
、count
のいずれかを指定できます。quantize
句でロールアップ タイプを指定しない場合、時間バケットごとに、そのバケットのデータ点の平均が表示されます。
quantize の構文
quantize to INTERVAL [using ROLLUP]
ここで:
ROLLUP
は avg, min, max, sum
、または count
のいずれかです。
quantize の例
時間バケットのサイズの設定
このメトリクス クエリの quantize
句によって、時間バケットのサイズが 5 分に設定されます。デフォルトのロールアップ タイプである avg
を使用して、各時間バケットのメトリクスが集計されます。
_sourceCategory=hostmetrics | quantize to 5m
時間バケットのサイズとロールアップ タイプの設定
このメトリクス クエリの quantize
句によって、時間バケットのサイズが 10 分に設定され、sum
ロールアップ タイプが指定されます。メトリクス値が、5 分の時間バケットごとに計算され、その値が返されます。
metric=CPU_User cluster=kafka | quantize to 10m using sum