Scheduled Search が停止した場合の状況
Scheduled Search で問題が検出されたというアラート メールを Sumo Logic から受信しても、Scheduled Search が失敗あるいは停止している理由はすぐには分からない場合があります。メールで指摘されている Scheduled Search は、数ヶ月間、問題なく実行されていたのに急に失敗した、というケースもあります。
Scheduled Search のメール サービス アラートは次のような内容になります。
まず、Scheduled Search を確認することをお勧めします。(メールの一番下にあるリンクをクリックするだけです。)単なる入力ミスが原因であることもあります。あるいは operator の使い方が不適切である場合もあります。
Scheduled Search が停止する原因
Scheduled Search は、タイムアウト期間の制限内で実行されます。タイムアウトは、クエリで設定されている時間範囲により、20 分~ 1 時間になります。何らかの理由 (接続の問題や過剰な負荷など) によって Scheduled Search がこのタイムアウト期間内に完了できなかった場合、クエリがタイムアウトとなって失敗します。
Scheduled Search クエリが失敗すると、Sumo Logic はクエリをさらに 2 回実行しようと試みます (合計 3 回)。3 回とも失敗すると、失敗を通知するアラート メールが送信されます。Scheduled Search は、次回のスケジュール時刻までは実行されません。
Scheduled Search が次に実行され、また 3 回失敗すると、再び停止されます。そして、クエリが停止したことを通知するアラート メールが再び送信されます。
Scheduled Search が停止される期間
失敗した Scheduled Search は、実行頻度が毎日ではない (15 分ごとや 1 時間ごとなど) の場合は 4 時間停止され、実行頻度が毎日である場合は 1 日停止されます (2 日間で 2 回失敗したら、3 日目はスキップされます)。
実行頻度が毎日ではない検索は 4 時間の経過後、実行頻度が毎日である検索は 4 日目に、通常の動作を再開します。
障害のトラブルシューティング方法
詳細については「Scheduled Search が失敗する原因」を参照してください。
Scheduled Search の再開
停止期間の終了を待たずに Scheduled Search を直ちに再開したい場合は、Scheduled Search を編集して、[Run Frequency (実行頻度)] を [Never (無し)] から希望する頻度に戻してください。これにより、Scheduled Search が直ちに再開されます。失敗の理由がシステムの一時的な高負荷や、接続の問題などであれば、Scheduled Search は正常に実行されます。しかし、主原因が不明な場合は、再び失敗します。
他の解決手段
Scheduled Search の問題についてのサポートが必要な場合は、Sumo Logic サポートまでご連絡ください。