マップ グラフ
マップ グラフは、データに含まれるロケーションとヒット数を地図上に表示します。
マップ グラフを作成するには、検索結果に集計された緯度と経度の値が含まれているか、または Geo Lookup operator を使用して、抽出した IPv4 および IPv6 アドレスからこれらの値を生成する必要があります。パーシングした値を使用する場合は、マップ グラフでフィールドが認識されるように、緯度と経度のフィールド名をそれぞれ latitude と longitude にする必要があります。正と負の値は、それぞれ北と南または東と西を表し、N/S や E/W の表記は使用しません。
以下は、地図を使用してログ ファイルから緯度と経度の値を抽出した例です。
* | "30.42" as latitude | "-87.21" as longitude | count by latitude, longitude
たとえば、以下のクエリを使用してマップ グラフを作成できます。
_sourceCategory=Error
| parse regex "(?<client_ip>\d{1,3}\.\d{1,3}\.\d{1,3}\.\d{1,3})"
| lookup latitude, longitude, country_code, country_name, region, city, postal_code from geo://location on ip = client_ip
| count by latitude, longitude, country_code, country_name, region, city, postal_code
| sort _count
結果は次のようになります。
ルール
- 緯度と経度の値は、それぞれ latitude フィールドと longitude フィールドで指定する必要があります。
- 緯度と経度の値では、N/S や E/W の表記は使用せず、正の値は北と東、負の値は南と西をそれぞれ表します。
_count
アグリゲータが必要です。- 他のアグリゲータ (
sum
やavg
) では正確な結果が得られません。
制限事項
- マップ グラフに表示できる結果数の上限は 10,000 件です。
- マップ メーカーの色は変更できません。
マップグラフ作成
- ジオ ルックアップクエリを実行します。
- [Aggregates (集計)] タブで [Map Chart (マップ グラフ)] アイコンを選択して、検索結果を表示します。
[Aggregates (集計)] タブに、データがマップ グラフで表示されます。
geolocation operator の詳細については、Geo Lookup operator を参照してください。